デジタル採点システムは採点業務をサポートしてくれる便利なツールではあるものの、どんな製品でも良いという訳ではありません。単にスペックの高さや価格だけで選ぶのではなく、きちんと明確な基準をもって選ぶべきです。デジタル採点システムを選ぶ上で重視したいのが、欲しい機能をあらかじめ明確にしておくことです。基本的な機能・性能は共通しているものの、微妙に仕様やオプション・細かい機能の違いは必ずあります。

たとえばマークシートの採点に対応していたり、事前に模範解答を登録しておくことで自動採点してくれたりなど、ソフトによっては有無が分かれる機能があるため選ぶ際には注意したいことろです。同様に、他の校務支援ソフトの連携機能があるかどうかもチェックしておきましょう。成績管理システムと同期することで、成績業務の作業効率がアップします。もちろんデジタル採点システムしか使う予定がない場合は、いくら他との連携機能が優れていても無用の長物にしかなりません。

どういった用途で使用して、求める機能はどこまでなのかを明確にしておくことが大切です。製品を選ぶ際に価格の問題は避けて通れませんが、その要素の1つに課金制・リース制があります。決して安い買い物・導入ではないため、よく吟味して選ぶことが大事です。また専任スタッフによる、サポートが充実しているかどうかもポイントです。

簡潔なシステムを利用するのであれば初期のセットアップだけで構いませんが、他の校務システムと連携したり複雑な登録・設定が必要な場合はここのオプションも外せません。問い合わせに対応してくれる時間帯や範囲の確認、出張サービスがある場合はその料金や期間についてをしっかりとチェックしましょう。

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